日本に住んでいる人には馴染み深い鳥居ですが、その語源は以外にもはっきりとしていません。
昨今ではインターネットで検索するだけでいろいろな情報を手に入れることができます。
例えば神社庁でも鳥居の説明があり、Wikipediaでも、個人のサイトでも同様に確認することができます。
語源には諸説ありますが、鳥居とは神社の内と外をつなぐ門であるという馴染んだ感覚に間違いはないと思っております。
そこに在りつづけ人々のよりどころとなる神社、そして入り口である鳥居。
そこに在りつづけるために、弊社では橋などに使用される耐候性鋼板を用い、防食性に優れかつ
耐震性に優れた鳥居を製作しています。
鳥居の型式、工期、額や建てる場所、搬入経路、作業場等の確認をして、問題がある場合には宮司様、関係者と一緒に解決していきます。
鳥居の製作に必要な大きさを計算し、特殊な鋼板(耐候性鋼板)を発注します。鋼板は柱や笠木、貫などの部材に切り分けられ、パイプ形状などに加工をします。
鳥居は参道の幅に合わせて設計されることが多く、大きさは様々です。また形式にも多様な種類があり、鋼製鳥居とすることでそれらの伝統的な外観を損なうことなく、より強靭に作ることが可能です。
パイプ状に加工された柱や笠木、また船形に組み立てられた笠木など鳥居独特の曲線美を現代の技術で加工していきます。
加工した各部材を組立て、寸法通りになるか最終確認をします。
各部材は、またそれぞれの部材にばらし、塗装します。
耐候性鋼板は鉄の錆そのものを防食性能として利用しているため、錆を安定させるための処理剤を塗ります。
その他に、下地処理をした上に、赤や黒で塗装することもできます。
工場から全国の現場まで、運送会社が安全運転で運搬します。
現場に搬入した鳥居を組立てます。耐震性を高めるために組み立てた繋ぎ目は全て溶接し、きれいに仕上げていきます。
最後に全体を塗りなおし施工完了です。
施主様にお引渡しし、竣工となります。
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